BYODは社内で個人が所有するデバイスを安全に使わせる方法の一つであり、利用が進んでいます。BYODは社内で単純にパソコンやスマートフォンを利用するための手段として提供されていることが多いのですが、自宅サーバーを持っているなら機能を追加することでBYODをさらに効果的に利用することもできます。自宅サーバーに追加する機能としてはVPNがあります。VPNは遠隔地にあるコンピューターと安全にインターネットで繋げる手段です。

自宅サーバーがLinuxならすぐに運用が可能です。VPNにはOpenvpnやSoftEtherが利用されることが多くなっています。どちらも簡単にインストールでき、設定も簡単です。自宅サーバーをいつでも使えるようになったことでとくにドキュメント周りが改善されると期待されています。

ドキュメントについては社内文書との兼ね合いもありますが、使う領域を決めることで効果的に使えると期待されています。また、VPNクライアントを設定すれば自宅でも社内サーバーへのアクセスが可能となります。また、自宅で社内への接続をする場合にはさらに高度なVPNプロトコルも設定できるので安全性は十分高められます。VPNについては公衆無線LANなどからのアクセルでも重要になっています。

残念ながら公衆無線LANは安全ではなく、Web閲覧であったとしてもIDやパスワードが利用される場合は危険が伴います。そこでVPNを通じて自宅経由で利用する方も増えています。